12月19日(木), 20日(金)
Windows7、Windows Server2008 サポート終了について
2020年1月14日にWindows 7、Windows Server 2008のサポートが終了します。
サポート終了に向けてどのような準備が必要かご案内いたします。
サポートとは
Microsoft製品のサポートとは、製品出荷後に発見されたセキュリティの脆弱性やソフトウェアの不具合を修復したり、機能追加のアップデートが配信されることです。
サポートには主に2つのフェーズがあります。
第1フェーズ:メインストリームサポート
- 仕様変更、新機能追加リクエストへの対応
- ハードウェアサポート
- セキュリティ関連以外の修正対応 など
第2フェーズ:延長サポート
- セキュリティ関連のみの修正対応
- サポート終了時の危険性
サポートが終了すると、セキュリティの脆弱性をウイルスなどの悪質なプログラムに狙われやすくなり、下記のようなリスクが高まります。
- ウイルス、マルウェアなど不正プログラムへの感染
- フィッシング詐欺、なりすましの被害
- プログラムが正常に動かなくなる
各OSのサポート期限
製品名 | メインストリーム サポート終了日 |
延長サポート 終了日 |
---|---|---|
Windows 7 | 2015年1月13日 | 2020年1月14日 |
Windows 8.1 | 2018年1月9日 | 2023年1月10日 |
Windows 10 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Windows Server2008 | 2015年1月13日 | 2020年1月14日 |
Windows Server2012 | 2018年1月9日 | 2023年1月10日 |
Windows Server2016 | 2022年1月11日 | 2027年1月11日 |
サポート終了への対策
Windows 7の場合
Windows 10への移行を行いましょう。
また複数台のPCを所有している企業では、業務に支障が出ないように数回に分けて計画的に入れ替えることをおすすめします。
Windows Server 2008の場合
Windows Server 2016に入れ替えるようにしましょう。
また基幹システムが入っていることが多いため、事前にWindows Server 2016で問題なく動作するか確認する必要がございます。
まとめ
サポートが切れる2020年が近付くと、買い替え需要により価格が上昇したり、納期が遅れたりすることも予想されます。
また、現在のOSに依存するシステムやソフトウェアがある場合は、新しいOSで利用できる環境を作るのに、時間がかかる場合がございます。
そういったことを踏まえて、入れ替えはサポートが切れる1年前の2018年末までを目安に行いましょう。
また、サーバや複数台のPCを買い替えるとなると、費用面でご負担になるかと思います。
サーバやPCの入手方法は購入だけでなく、リースを利用するケースもあります。
買い替えはチェックフィールドにぜひご相談ください。
リース支払イメージ
¥1,500,000のサーバの場合(リース料率:2パーセント)
リース期間:5年
月支払額:¥30,000(60回)
リースを活用し、月々のお支払にすることで費用を平準化することができるためコスト管理が容易になり、事務負担の軽減にもつながります。
大きな出費の際には、選択肢の1つになると思います。