LINEの「既読」は…

もはやスマホユーザーにとって、連絡手段に欠かせないLINEです。

最近の高校生はお財布を紛失するよりも
スマホを落としたりして、連絡ができない状態の方が心理的ストレスが溜まるそうです。

先日テレビを見ていると
LINEの「既読」意味について知っている人がいるかどうかの話題になりました。
「既読」通知は、相手がすでに読んでいることを
知らせる便利な機能ですよね。

ただ、「既読スルー」「既読無視」と勘違いされたくない
返信を強制されているかのような心理的・時間的負担を感じてしまう側面もあります。

「既読」が付かないようにメッセージを確認する方法を調べたり
トーク利用で疲れを感じることがあるのも否めません。

現LINE株式会社の会長である李海珍(イ・ヘジン)氏は
東日本大震災が発生した直後の2011年3月中旬、出張で東京にいたそうです。

覚えている方も多いと思いますが
震災直後は電話はほとんどつながらず
ツイッターなどのSNSが家族との連絡手段になっていましたよね。

イ・ヘジン氏は
「コミュニケーション道具は結局、大切な人との疎通を強化するのに使うものではないだろうか」

「東日本大震災を思い出しながら、自分がどこにいるかを教えられる位置送信機能を追加した」
と言っています。

東日本大震災は2011年3月11日
LINEのリリースは2011年6月23日

東日本大震災をきっかけに誕生したのは「既読機能」というよりも
「LINE自体」らしいですね。

緊急時に返信できなくても、読んだことだけでも分かるように
「既読」は”大切な人への安否確認”として改めて見直すようになりました!