近くの見所をご紹介します

少しブレイクタイムでもしませんか。
チェックフィールド近くの見所をいくつかご紹介します。

弊社にお越しになる際には
前の道路を挟んでそびえ立つ「巨木」がご覧いただけるかと思います。
樹高は20メートル、幹回りは8.4メートルもあります。

こちら
「大きなクスノキ」(一般愛称は「本郷弓町のクス」だそうです)
とチェックフィールドスタッフに親しまれております。
推定の樹齢は600年といわれ、江戸時代には『本郷のクスノキ』と呼ばれて名高い木であったそうです。
東京都心に残る有数のクスノキの巨木であり、文京区の保護樹木でもあるそうです。

事務所と同じ敷地内には
有形文化財でもある本郷瀬川邸(旧古市公威邸)を外からご覧いただけます。

また足をのばすと
本郷界隈は学問と歴史、文化の薫る街ですので、
あらゆるところで建造物や史跡などの貴重な歴史資料に出会うことができます。

明治・大正時代の大文豪である
「夏目漱石」はイギリス留学後は本郷区に住んでいたことから
小説は本郷界隈が舞台になっているものが多いようです。

余談ですが
「夏目漱石」は「森鴎外」の邸宅跡に転居したことから
ふたりの関係性について調べてみるのも興味深いと思います。

＜番外編＞
ここで「彼等」というのは、漱石と鴎外を指しています。
割愛してご紹介します。

—–『中村光夫全集』第三巻「鴎外と漱石」p.160—–
おそらく彼等が表面冷やかな無関心を装ひながら内心激しい憤怒に燃えてゐたのは
当時の文壇といふやうな狭い世界ではなく、むしろこの文壇をひとつの象徴とする或る社会風潮であつた。
いはば彼等の誇り高い教養と抜群の見識とは、
当時の我国民が無意識のうちに徐々に陥つて行つた或る根深い精神の頽廃を鋭く直観した。
そしてこの抗ひ難い社会の風潮に対して勝つ見込のない敵意を燃やしてゐた。…